佐藤賢一

カエサルを撃て (中公文庫)

紀元前五十二年、美しくも残忍な若者ウェルキンゲトリクスは混沌とするガリア諸族を纏め上げ、侵略を続けるローマに牙を剥いた。対するローマ総督カエサルはポンペイウスへの劣等感に苛まれていた...。ガリア王とローマの英雄が繰り広げる熾烈な戦いの果てに、二人は何を見たのか。

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