安藤礼二
たそがれの国
近代日本思想の根源のありかを追い求めてきた気鋭の批評家が、柳田國男の描いた生と死のあわいの薄明を透視し、折口信夫、泉鏡花、中上健次、村上春樹、大江健三郎、さらに笙野頼子など、“特異な系譜”の作品を読み解く。歴史の呪縛の解体に挑む渾身の評論集。
近代日本思想の根源のありかを追い求めてきた気鋭の批評家が、柳田國男の描いた生と死のあわいの薄明を透視し、折口信夫、泉鏡花、中上健次、村上春樹、大江健三郎、さらに笙野頼子など、“特異な系譜”の作品を読み解く。歴史の呪縛の解体に挑む渾身の評論集。