江本マシメサ

魔法令嬢ともふもふの美少年 (コバルト文庫)

リヒカル・ウルフスタンは焦っていた。ほとんどの時間を狼の姿で過ごしている彼は、人の姿を維持する魔法を研究しているのだが、狼の姿になると研究意欲が霧消してしまう。だから人型の時、リヒカルはいつもイライラカリカリしてしまうのだ。そんなある日、魔法は禁忌だという風潮の強い王都で、重度の魔法オタクっぷりがバレて王子に婚約破棄された公爵令嬢マリーが屋敷にやってきて...?

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