江本マシメサ

彗星乙女後宮伝(2) (双葉文庫)

ルヴィエ国第三王子メリクルに仕える騎士であり、男装の麗人でもある伯爵令嬢コーラル。外交使節団で訪れた華烈という国で王子が問題を起こし、処刑されそうになる。身を挺して王子を守ったコーラルが殺されそうになったところで、ある男が待ったをかける。死刑の代わりに彼女に科されたのは、後宮で働かされる刑罰「宮刑」。男はある思惑から、コーラルを後宮へと連れてきたのだった。ただ、華烈の者はコーラルが男であると勘違いをしており―。

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