角田光代

ロック母 (講談社文庫)

作家としての苦悩のはじまりに“しょぼんとたたずむ”忘れ難い作品、「ゆうべの神様」。シングルマザーになる覚悟で離島の実家に帰った私を待っていたのは、恐ろしいほど変わらない風景と“壊れた”母親だった。―川端康成賞受賞作、「ロック母」など、十五年にわたる作家活動をあまさずとらえた傑作作品集。

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