福田拓也

エリュアールの自動記述

何の考えもなしに不意に書きはじめられた語は、なぜ自らを探し求めるように連鎖していくのか?―純粋な思考の表現を目指す一方で言語に頼らざるを得ないという逆説に引き裂かれながら、果敢にも自動記述を実践したエリュアール。解読不能寸前のシュルレアリスム的テクストを解剖し、その原理を露わにする。

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