太田蘭三

白の処刑 (講談社文庫)

秋川渓谷での連続強姦殺人の容疑者となった石破は、強要された一度だけの自白で、必死の抗弁も空しく死刑が確定してしまった。塀の外で無実を信じてくれるのは、想いを寄せる血の繋がらない妹だけ。二人は脱獄を企てるが自由もつかの間、ついに処刑の朝を迎えて...。絶望からの脱出を描く傑作サスペンス。

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