新津きよみ

ひとり (角川ホラー文庫)

夫の定年を機に安曇野で田舎暮らしをしていた中井絹子を不幸が襲った。夫が脳梗塞で急逝したのだ。息子夫妻から上京を促されるも、キャリアウーマンの嫁・由梨と相性のあわない絹子は、一人自活を続ける決心をする。やがて、友人美千代の息子の妻・里美が、絹子の面倒を見るようになった。だが、貞淑な里美にも、嫁姑の確執が...。三人の女性を描く長編サスペンス。

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