新津きよみ

ひとおもいに夏子 (ハルキ・ホラー文庫)

「ひとおもいに、ひとおもいに、夏子、あの男を殺してしまいなさい」―翻訳家の笠木夏子は、少女時代の家庭教師・金子敏弘に偶然、再会してしまう。金子は夏子に巧妙に近づいてきた。一方、夏子は、金子を殺したいほど憎んでいた。だが、そんなある日、金子が何者かに殺された。そして、夏子のところに、“もう一人のあなたであなたの分身の冬子”と名乗るメールが届くようになった...。驚愕の結末へと貴方を誘う、サスペンス・ホラーの傑作書き下ろし。

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