新津きよみ

星の見える家 (光文社文庫)

安曇野で一人暮らしをする佳代子。病気がちの弟のため、家族で引っ越し、ペンションを始めたのだが、体調が回復した弟が東京の高校に進学したことを機に、家族はゆるやかに崩壊していく。一人になった佳代子は、ペンションをやめベーカリーを始めるのだが、そこにはある秘密が...(表題作)。再び生きることを目指す女性の恐怖と感動を描く、オリジナル短編集。

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