阿刀田高

黒い回廊 (集英社文庫―阿刀田高傑作短編集 あ13-9)

篠田大介は、エリート営業マン。お見合いした静子は、笑顔のかわいい、たよりなげな印象の女だった。悪ずれしたところのない静子にいとしさを覚えて結婚を決意。だが、新婚旅行の初夜に...「無邪気な女」。男は指の美しい人妻・映子に溺れた。駆け落ちをしようと待ち合わせたバーに届けられたものは...「夜のアスパラガス」。日常にひそむ恐怖の戦慄を描くホラー劇場12編。

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