石原加受子

平気であなたを傷つけてくる人から自分を守る本

あなたの周りに『厄介で困った人』はいませんか。 ・スグに怒鳴ってしまう人 ・相手を小バカにした態度をとる人 ・平気で責任転嫁する人 ・人に迷惑をかけても何とも思わない人 ・相手の話にすぐ反対する人 ・感情的になって話し合えない人 ・一方的に押しつけてくる人 そんな『厄介な相手』に対してどのような対応をしていますか。 さまざまな相手からのキツイひと言、 立場を利しての横暴な態度、 戦いや争いでの勝ち負けを要求される社会の仕組み、 「正しい、正しくない」「良い、悪い」の二極化を迫られる選択、 無用な「仕返しごっこ」が続いてしまう人間関係…… 仕事や生き方で傷ついてしまう人たち向けに、 「自分(の心)を守るスキル」を書きました。 争うことが、いっそう傷つくことを恐れさせ、傷つかないために、 「勝とうとして、無意識に争いをしかけていく」という、 矛盾した行動をとっていることに気づかない人も少なくありません。 争いを避けるスキルは、自分を傷つけず大事にする方法であり、 同時に“相手を育てる”方法でもあります。 著者が一貫して提唱する「自分中心心理学」のエッセンスです。 傷つける相手から自分を守る方法は、 一石二鳥にも三鳥にも四鳥にもなるという効果があるのです。 ぜひその方法を、本書で身につけていただければと願っています。 ■目次 ●第1章 相手のことが気になって頭から離れない ・相手をやっつけることより優先したいこと ・苦労の連続の中で人に尽くしても満足しない ・「最後の幸せ」のためだけに現在を過酷にすることはない ・「得すること」を目指して戦っても争いは破壊に向かう ●第2章 戦うのが怖いのに争ってしまうのはなぜ? ●第3章 戦わないでも勝てる、とはどういうことか ・戦って勝てば、ほんとうにうまくいく? ・「私が、私を愛する」ことで争いたくなる気持ちは減っていく ・仕返しして勝っても一瞬の満足で終わり、争いは続く ・「戦って勝つ」を目指す社会の仕組みに従わなくてもいい ・「相手をなんとかしよう」という姿勢では疲れ果ててしまう ・戦わなければ相手が勝手に自滅する ●第4章 戦わないで自分を守るスキルを身につける ●第5章 傷つかないために自分の力で自分を守る ●第6章 「責任の所在」を明らかにして自分を守る ●第7章 「相手が私を傷つける」から抜け出す方法 ■著者 石原加受子

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