川上陽子

しゃっくり日和

酒乱の父、潔癖症の母、喋ることに怯える半引きこもりのわたし。悲しいほど求めあい、切ないほど憎みあう家族にようやく訪れたあたたかな時間。父の「おっきい、わすれもの」が、家族を緩やかに結び付けてゆく、やさしくてしょっぱい2つの物語。

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