青山光二

仁義転々 (双葉文庫)

西宮の貸元津田の邸宅で開帳されていた手本引き博奕で、喧嘩政はいつものように負け続けていた。胴元の倉島との間に起きたいざこざは、やがて抗争へと発展して...。表題作を含め、親子二代の胴師戸井田清の独白で語られる真の博奕の世界、女胴師紅夜叉の華麗な勝負など、関西を舞台とする博奕と極道の世界を多様に描きだす本格極道小説8篇を収録。

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