戸川幸夫

イリオモテヤマネコ (ランダムハウス講談社文庫)

動物文学者はなぜイリオモテヤマネコの発見を成し遂げられたのか。新種を学会に認められるまでの苦心惨憺、東京の自宅で飼育するプレッシャーを克明に記す表題作ほか、ニホンオオカミを探し回った自らの青春時代を描いた小説「骨の影」、生い立ちと心象風景をつづった随筆「こよりの犬」収載。

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