小林照幸
毒蛇
昭和30年代、奄美大島や沖縄ではハブによる咬症被害が続出していた。現地を訪れ被害の深刻さを目撃した医師・沢井芳男は、半生を血清改良や予防ワクチンの開発に捧げる。やがて沢井は台湾、そして世界へ、その活動の場を広げていく。被害撲滅の情熱に燃えた男の軌跡を追った医学史発掘ノンフィクション。
昭和30年代、奄美大島や沖縄ではハブによる咬症被害が続出していた。現地を訪れ被害の深刻さを目撃した医師・沢井芳男は、半生を血清改良や予防ワクチンの開発に捧げる。やがて沢井は台湾、そして世界へ、その活動の場を広げていく。被害撲滅の情熱に燃えた男の軌跡を追った医学史発掘ノンフィクション。