赤川次郎

三毛猫ホームズの春 (光文社文庫)

片山義太郎は幼なじみの白井の結婚式に招かれた。花婿は外資系企業のエリート課長、十八歳の花嫁は親の遺産を引き継いだ金持ちだ。出世、金、美女、すべてを手に入れた白井に、「結婚はやめろ」と脅迫状が届いていた。披露宴の最中に花嫁が襲われる。(「三毛猫ホームズの披露宴」)。暖かな春の陽気のもとで、ホームズの動きも素早く活発に、もちろん推理も冴えわたる。ミステリー傑作集。

最初の感想を投稿しよう。