邦光史郎

坂本龍馬 (集英社文庫)

日本を今一度、洗濯いたし申す!薩長連合の実現、大政奉還の達成、のちに新政府の基本方針となった船中八策の策定。大きく明治維新への舵を切った男、坂本龍馬。泣き虫でひ弱な少年は、やがて土佐藩という枠を飛び出し、海軍創設に奔走。海援隊を率い、幕末の激浪をひた走る。その輝きに満ちた生涯も、決して順風満帆だったわけではない。一代の風雲児、龍馬の息づかいが聞こえてくる長篇小説。

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