邦光史郎

呪われた平安朝 (小説日本通史 時の旅人)

若き藤原道長は、連日悪夢にうなされていた。朝廷一の陰陽師安部晴明は、凶事の予兆と占った。やがて、それは的中した。かつて菅原道真の怨霊が平将門や藤原純友の乱を導き、たび重なる天変地異、疫病をもたらした。そして今、怨霊はふたたび甦り、きらびやかな平安京を暗雲のごとく覆い尽くし始めたのだ!菅原道真の無念から源平武士の抬頭を描く大河歴史小説。

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