須賀しのぶ

芙蓉千里 (角川文庫)

明治40年、少女は“大志”を抱いて海を渡った——女郎になって一旗揚げるべく、人買いについて自らハルビンにやってきたフミ。娼館『酔芙蓉』での女将や姉女郎たちとの出会い、一緒にハルビンにやってきた少女・タエとの約束......フミは天性の愛嬌と記憶力、角兵衛獅子で培った身の軽さで、本人も思いもよらない運命を引き寄せる。『流血女神伝』など大河ロマンの旗手・須賀しのぶが満を持しておくる、ハイパーガールズ大河小説!!

最初の感想を投稿しよう。