谷崎潤一郎

月と狂言師 (中公文庫)

昭和二十年代に発表された随筆に、「疎開日記」を加えた全七編。第二次世界大戦中、激しい空爆をさけて疎開していた日々のなかできれぎれに思いかえされる、平和な日々の風雅なよろこび。

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