五十崎由記

らしく。

海の近くの、小さな町。今日子は少しスレた女子高生。けれど周囲の評判のわりには、純情だった。そんな彼女が、恋に落ちる。相手は六歳年上の啓二。イタズラっ子がそのまま大人になったような彼とつきあうように。しかし、今日子は啓二に自分が十七歳でまだ高校生だということを隠していた...二十三歳の社会人と、十七歳の高校生。二人の恋は許されるのか―海辺の町を舞台に紡がれる、切ない夏の純愛物語。アルファポリス恋愛小説大賞特別賞受賞作。

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