二階堂黎人

クロへの長い道 (講談社文庫)

私の名は渋柿。一匹狼の私立探偵。独身で六歳の、ちょっとシャイな黄色人種。母親や知人たちは、私のことを気安く“しんちゃん”と呼ぶ―。ライセンスを持たない幼児探偵が難事件を次々と解決していくハードボイルド感漂う表題作、「見えない人」をテーマに描いた『八百屋の死にざま』など四編を収録。

最初の感想を投稿しよう。