辻仁成

ぼくから遠く離れて (幻冬舎文庫)

その名前じゃ、女の子にはなれないでしょう?大学生の光一に次々に届く、Keyという謎の女性からのメッセージ。やがてKeyは、光一に名前を変え、女装することを強要しだす。「ぼくがぼくじゃないみたい」。鏡に映ったもうひとりの自分を愛し始めた光一。自ら選んだ性を生きる日本人たち。望んだ肉体と精神が手に入る驚きのラスト!

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