三宮麻由子

いのちの音が聞こえる

著者は大自然の神とよほどお付き合いが深いのだろう。「木の気」「鳥の思い」を受けとめる感受性は希有のものだ。本書によって、自然界の発する気の世界へと誘われた私たちはいつか、視覚に頼ってばかりでは自然は、ほんものの姿を見せてくれないという実に大切なことを学ぶことになる。

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