あさのあつこ

スポットライトをぼくらに (文春文庫)

地方都市の小さな町に住む、中学2年の幼なじみ3人。「淋しい大人になりたくない」美鈴。「からっぽの大人になりたくない」達彦。じゃあぼくは?進路調査書を白紙で提出した樹には、思い描ける将来がない。親の建前や教師の意見に反発しながらも、悩み成長してゆく少年達の姿を描く。あさのあつこの原点ともいえる傑作青春小説。

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