宮本常一

忘れられた日本人 (岩波文庫)

昭和十四年以来、日本全国をくまなく歩き、各地の民間伝承を克明に調査した著者が、文化を築き支えてきた伝承者=老人達がどのような環境に生きてきたかを、古老たち自身の語るライフストーリーをまじえて生き生きと描く。辺境の地で黙々と生きる日本人の存在を歴史の舞台に浮かびあがらせた宮本民俗学の代表作。

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