水原秀策

黒と白の殺意 (宝島社文庫)

「殺し屋」の異名を持つ天才プロ囲碁棋士・椎名弓彦は、対局で訪れたホテルで日本囲碁協会理事・大村の死体を発見する。容疑者はビジネス上の付き合いがあった弓彦の弟・直人。大村にリベートの増額を要求されたことが動機ではないかと疑われていた。弟の無実を信じる弓彦は、直人の会社の経営者・桐山の協力を得て調査を始めるが、事件の裏に潜む思いもよらない事実を次々と発見してしまう。

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