橋爪大三郎
橋爪大三郎の政治・経済学講義 (ちくま学芸文庫)
「政治学」も「経済学」も、むずかしくてよくわからない。学問なんて現実には役に立たないのでは?―そんなあなた、たしかに教科書を読んでも、世の中を動かす力の正体は見えてきません。大切なのは、経済や政治や法律や文化が、互いにどうつながっているのか、だから。そのつながりを知るために、知の体力を養おう。政治とは何か。民主主義とはどんな仕組みなのか。そもそも資本主義とは何なのか。人間にとって生活とはどんな意味をもつのか。専門化した学問のコリをほぐして、広い視野から考えよう。これからの時代を生き抜くための地図とコンパスを、本書が授けます。