橋爪大三郎,大澤真幸

ゆかいな仏教 (サンガ新書)

仏教は日本人の精神の基層を形成する重要な要素である。それが日本人の無意識にまで定着したがために、仏教がいかに現代社会においても有用であるかが見えにくくなっている。紀元前五世紀頃に誕生した人類の宝ともいえる仏教が中国を経て伝来し、現代社会や日本人に残した痕跡をたどることで、今を生きる私たちにとっての仏教の意味を問い直し、これからの日本人を励まし、自ら耐えがたき困難な時代を生き抜き、強靭で豊かな日本へと変えていくための道を探る。

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