村山由佳

楽園のしっぽ (文春文庫)

房総の丘で動物たちに囲まれ、自給自足の生活を送ってきた著者のユーモアあふれるエッセイ集。愛馬シューティが生まれた瞬間の感動、卵から孵し大きくしたニワトリへの愛情、雨不足が田を干上がらせていく風景に“分かちがたい天と地のつながり”を見る視線―著者の小説世界を育んできた源泉を知る一冊。新たに最終章を収録。

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