長尾剛

ねこ先生 (PHP文芸文庫)

ウツを発症した夏目金之助の話し相手は、“黒猫”だった!?小泉八雲が解任された後釜として、帝大講師となった金之助は、学生たちとの確執に悩むとともに、自殺をほのめかす教え子の対応にも苦慮し、やがて心を病んでしまう。一方、妻の鏡子は夫の病を治すべく、一念発起して行動を起こすのだが...。不世出の文豪・夏目漱石誕生の舞台裏を、史実を踏まえてドラマチックに描く。

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