小和田哲男

呪術と占星の戦国史 (新潮選書)

天下をとるために、宿敵に勝つために、戦国武将たちは呪術を巧みに操り、占星術、風水、夢占いなどを信心しながら生きていた。毘沙門天や摩利支天の軍神信仰、合戦に暗躍した陰陽師、昌してはならない禁忌や怨霊封じ、合戦前夜に食す勝運献立、蘇民将来など護符の効用...乱世に跋扈した呪術や占筮のすべてを解き明かす。日本史の闇を照射したスリリングな傑作。

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