村上隆

金・銀・銅の日本史 (岩波新書)

その輝きで人々を魅了し続けてきた「金・銀・銅」は、贅沢な装飾品として、通貨として、歴史を動かす「富」そのものであった。そしてそのいずれについても、かつて日本は豊かな産出量を誇り、採鉱、精・製錬、金属加工の技術は、驚くべき高みに達していた。豊富な資料に基づいて、古代に始まる「モノづくり」の手わざの跡をたどる。

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