芦辺拓

楽譜と旅する男

依頼があれば、どんな譜面でも、必ず見つけ出す―楽譜探索人。彼は欧州から中国、果ては日本まで...古今東西に散った音楽に秘められる人々の過去まで解き明かす。忘れ去られた旋律が響かせるのは、いつかの罪の記憶か、はたまた美しき愛の残像か。第14回酒飲み書店員大賞受賞『奇譚を売る店』の魂を受け継ぐ、摩訶不思議の連作幻想短編集。

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