佐藤愛子

まだ生きている (文春文庫)

「愛子女史って、ホント、素朴な人なんですねえ...純情っていうのかな?」と青年―いや若造はいった。「ほとんど、カワイイといってもいいほどで」私は黙った。ああ、と長歎息する思いだった。この私がカワイイ?こんな若造にそういわれる日がくるとは!人気不滅の円熟エッセイ第6弾。

最初の感想を投稿しよう。