天童荒太

包帯クラブ (ちくま文庫)

関東のはずれの町に暮らす高校生、ワラ、ディノ、タンシオ、ギモ、テンポ、リスキ...傷ついた少年少女たちは、戦わない形で、自分たちの大切なものを守ることにした...。いまの社会をいきがたいと感じているすべての人に語りかける長編小説。2003年発表、映画化もされた話題作を、文庫化に際し、全ページにわたり加筆、作品としての密度をさらに増した。

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