河原啓子

「空想美術館」を超えて

展覧会システム、マス・メディア、美術館、複製技術、コンピュータ・ネットワーク、インターネット、デジタルなどを切り口に解き明かす。人々のものの見方、見ることに対する価値観の変容を、美術作品をめぐって考察した論文集。2011年3月、マス・メディア文化事業部担当者に対して行われた、最新の美術展覧会の動向に関する聴き取り取材の書き下ろしも収録。高速化した情報授受の時代、人々の価値観形成の行方は?そして人間はかけがえのない自己をいかに認識するのか。

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