近藤義郎

土器製塩の島・喜兵衛島製塩遺跡と古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)

瀬戸内海の小さな無人島に残された古墳群と浜辺に散乱するおびただしい量の師楽式土器は何を語るのか。学生や教員、地元の人びとと共に行なわれた発掘をとおして、古墳を造ったのは貴族でも豪族でもなく、営々と土器で塩を作っていた塩民であったことを描き出す。

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