奥本大三郎
東京美術骨董繁盛記 (中公新書)
三渓洞の巻―骨董は世につれ;壷中居の巻―李朝の陶器と小林秀雄;繭山龍泉堂の巻―中国の古陶;甍堂の巻―美はあらゆるところに;飯田好日堂の巻―茶篭の小宇宙;吉平美術店の巻―魯山人は正直で寂しい人;海老屋美術店の巻―渡りのオランダ;池内美術の巻―松永耳庵の想い出、美術商の幸福;春風洞画廊の巻―画の本当の値打ちとは;山中精華堂の巻―西洋での買い付けの苦労と愉快さ;水戸忠交易の巻―モダンな陶器の話など;澄心堂の巻―硯は文人の心の拠り所;小西大閑堂の巻―奈良の仏像;欧亜美術の巻―パキスタン、アフガニスタンの仏像;平山堂の巻―岩崎邸の食器;ギャラリー無境の巻―美術品に境界なし;はせべやの巻―古民具の光沢;小宮山書店の巻―三島由紀夫の目の光