岡田尊司

夫婦という病 (河出文庫)

なぜ夫婦は愛し合えないのか? 医療少年院で凄絶な家族関係を見つめてきた精神科医が初めて夫婦の問題を解き明かす、救済の書。これからの家族のかたちを問う。 驚異のロングセラー『母という病』『愛着障害』の著者 渾身の書き下ろし最新刊! 愛した人が「敵」になる瞬間、修復か、ピリオドか――。 「顔を合わせるとケンカ」「一緒にいたくない」「夜が怖い」 「セックスもない」「本当は別れたい」「不倫中だが迷っている」 「子どものことを考えると」「熟年離婚したい」…… 夫との暮らしが限界だと感じている妻にも、妻の拒否やイライラに苦しむ夫にも。 初期の方も、末期の方も、きっとあなたにもあてはまる21のケースと有効な対処法。 『母という病』『愛着障害』で家族の病理にメスを入れ一大ブームを巻き起こした現役の精神科医が最前線の治療現場から贈る、結婚を人生の墓場にしないための傷んだ愛の処方箋。 著者岡田尊司は、愛着研究の第一人者として知られ、岡田クリニック院長や大阪心理教育センター顧問として夫婦やカップルのカウンセリングにも数多くの経験があり、実践的な問題解決に通暁したスペシャリストである。 「臨床経験豊富な精神科医が、生きることに何らかの苦しさを感じているすべての人に贈る、読むカウンセリングです。結婚しようかどうか迷っている人、離婚しようかどうか迷っている人だけでなく、家族という病に苦しむすべての人に読んでいただきたい一冊です。この本は、あなたにふさわしい愛の形、つまり、あなたにふさわしい生き方を気づかせてくれる、救済の書です」 (担当編集者より)

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