戦時統制下の中、好ましからざる情報を広めようとしてお堂に閉じ込められた老人「べろなし」。彼が落とし紙に木炭を使って書いた物語に胸を躍らせた二人の少年は、その複製本を作ろうと企んだ―。

ロックンロールは生きている君の中に♪
ぶち壊してしまえよと叫んでいる♪

力強いラストのシーンで浮かんだ...。
マシンガンをぶっ放すような潜在的な(?)闘争心より、
押さえつけてもなお、人々の中にうごめく反骨心。

レボリューションレボリューション闇を蹴っ飛ばせ♪
は、少しでも真実に近づこうと、いろいろなことを知ろうとする主人公たちの姿勢とか...

イマジネーションも膨らまないくらいにあまりに日常は窮屈すぎて♪
「権力者に不都合な思想や言論が弾圧される」社会、という設定かなぁと...
「よみきれないほどたくさんの本がある」ことが、夢物語になるほど、好きなことを発信できないんだな...

なかなかエグい話なのに、希望が持てるのは
人々の中に「ロックンロールは生きている」からだろう。
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その本に音楽をならそう。
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