だーいし。 角田光代 あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫) あらすじを読む 泉は田舎の温泉町から東京に出てきた女の子。「今度こそ幸せになりたい」——そう願って恋愛しているだけなのに。なんでこんなに失敗ばかりするんだろ。アイルランドを自転車で旅したり、ニュー・エイジにはまったり、ストーカーに追い掛けられたり、子供を誘拐したり......。波瀾万丈な恋愛生活の果てに、泉は幸せな“あした”に辿り着くことができるのだろうか? 直木賞作家がはじめて描いた、“直球”恋愛小説!! yonige さよならアイデンティティー 一章ごとにテーマソングがつけられているため、主題歌をつけるのは野暮なことかもしれない。 洋楽の主題歌を著者本人でつけたなら、外野からはこの曲を主題歌に抜擢したい。 yonigeのさよならアイデンティティー。 上手くいかない恋愛を、思わずタバコに火をつけたくなる気持ちを、一番掬い取ってくれるのは彼女たちだ。荒削りな演奏も、後悔の歌詞も、主人公の耳にイヤホンをぶっ刺して大音量で流したい。 誰かが居ないとアイデンティティーすら失ってしまう感情、分かるでしょ?と意地悪な質問をぶつけてみたい。 1 0 0件のコメント 送信 シェア 作家 本のタイトル yonige さよならアイデンティティー その本に音楽をならそう。 今すぐ投稿する