くろだ@福岡

小説を書きます。俳句を詠みます。詩を紡ぎます。記事を起こします。旅も好きです。たまに昆虫を食します。エンタメファン。遅刻、ダメ、ゼッタイ。めざせグローバルな仙人。

クラスで上位の「リア充」女子グループに属する中学二年生の小林アン。死や猟奇的なものに惹かれる心を隠し、些細なことで激変する友達との関係に悩んでいる。家や教室に苛立ちと絶望を感じるアンは、冴えない「昆虫系」だが自分と似た美意識を感じる同級生の男子・徳川に、自分自身の殺害を依頼する。二人が「作る」事件の結末は―。少年少女の痛切な心理を直木賞作家が丹念に描く、青春小説。

「死」というものに対する肯定感が、2つに共通しているように感じました。
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