暁生@Mochiduki_Akio

好きな作家は、野沢尚・小野不由美・いわさきちひろ・天野ちぎり・さいとうちほ・J.K.ローリング・L.M.モンゴメリーなど。
小説のジャンルは、ミステリー・ファンタジー・純文学・恋愛ものや時代ものが特に好き。
あたりまえの中にある〝気付き〟を教えてくれるような〝悲しくない〟エッセイもよく読みます。
その他、ビジネスや実用書(心理、経営、法律、文芸、教育系)を好んでよく読み、絵本・児童書・漫画も大好き。
自費出版や絶版になった本、無料のWEB小説もよく読みます。毎日なにかしら読んでるので自分でも傾向が把握しきれない・・・

音楽は、自分が歌うなら、平井堅・中島みゆき・B’z・Le Couple・Cocco・荒井由美・ポルノグラフィティなんかが好きです。
本を読むときに流すのは大抵が洋楽で、あまり歌手とか意識せずに曲調や声質、歌詞などを基準に選曲しています。

ビートルズのレット・イット・ビーが最近のマイブーム。
自然体の自分と、自分の〝本当にやりたいこと〟に向かって進む道を応援してもらえているようで、何度も繰り返して聞いてしまいます。
それこそプロからアマチュアの歌手さんまで、色んな人が歌う〝Let it be〟を楽しんでいます。

(2018.11.02 登録)

洋風旅館で住み込み仲居をする私・夏子は、恋に疎く処女をこじらせ中。ある日、長期宿泊客の骨董鑑定士・津田さまが持ち込んだアンティークを壊してしまい、代償として「おまえの目利きをさせろ」と迫られる。謎めいた四十路の彼から幾夜も施される“目利き”と称したエロティックな愛撫に、心もカラダも蕩かされていき―。でも最後までは奪わず、骨董のように愛で触れるだけなのは、なぜ...?

 日本の〝骨董品〟と外国由来の〝ワルツ〟とでは、一見すると正反対のように思える組み合わせ。
 しかし双方の物語に隠された、語り手の思いや相手の求める心の声(主人公たちの交錯する思いの描写)がグッとはまる気がする、異文化コラボ的チョイス。
 やや淡々と、落ち着いた雰囲気のあるもの同士の組み合わせではあるものの、曲の方にある僅かな仄暗さを古めかしさに変えた曲に編集することができたらバッチリ合いそうな気がしてしまいます。
 この二つの作品から感じ取れる共通点の一つに〝奥ゆかしさ〟もあると思います。なので、あえてスロー再生してみても面白いかもしれません!
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【追記】
個人的に Book Ground Music としてオススメしたい聴き方は、歌詞ナシver.と歌詞アリver.の違いを楽しむことです。
本来のBGMとして、曲を背景に物語の世界に入り込む感覚と、いい意味で歌詞が物語の情景を邪魔してくる感覚。これを比べるのが意外と面白かったので!
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「私」は、鎌倉の海で出会った「先生」の不思議な人柄に強く惹かれ、関心を持つ。「先生」が、恋人を得るため親友を裏切り、自殺に追い込んだ過去は、その遺書によって明らかにされてゆく。近代知識人の苦悩を、透徹した文章で描いた著者の代表作。

こころは卒論でも取り扱った作品です。
各人物からの視点で見ると本当に違う見解が出て来ていて面白いことがわかりました。
この曲の「貴方はきっと外では違う顔なのでしょ」という部分にドキッとするのは私だけでしょうか。
登場人物がそれぞれの秘密を隠しているところが思い浮かびます。
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この曲だと、先生の奥さん視点でしょうか。確かにドキッとしますね〜
テンポが昭和な雰囲気だったら、めちゃ怨みがましい歌に聞こえそうだなと思いました!
実際、奥さんの気持ちはどんなだったんでしょうね……
(ログインするの忘れてました💦 スミマセン!)
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