josie march 安部公房 無関係な死・時の崖 (新潮文庫) あらすじを読む 自分の部屋に見ず知らずの死体を発見した男が、死体を消そうとして逆に死体に追いつめられてゆく『無関係な死』、試合中のボクサーの意識の流れを、映画的手法で作品化した『時の崖』、ほかに『誘惑者』『使者』『透視図法』『なわ』『人魚伝』など。常に前衛的主題と取り組み、未知の小説世界を構築せんとする著者が、長編「砂の女」「他人の顔」と並行して書き上げた野心作10編を収録する。 柊キライ ラブカ? (feat. Ado) 深海魚のラブカと「ラブか?」を掛けた曲名から人魚を連想した。谷崎の「人魚の嘆き」も連想したが、あちらは純愛過ぎる。 人間側はすっかり魅了されてるのに、人魚の側はこれっぽっちも恋愛感情を持ち合わせてない、それどころか…という公房の人魚。ラブカの容貌がぴったりな本性だった。 3 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 安部公房 砂の女 (新潮文庫) あらすじを読む この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。 蟲の考証 砂の人形 男は虫の観察のために、砂場へ降り立った。 気がつけばそこは、永遠に続く砂の蟻地獄だったのだ。 いつの間にか女と過ごしている男。 砂はそのまま、人生の不自由さに直結するのだ。 そこに不条理を感じ取るのは、偶然ではないはずだ。 この世の虚無を抱えながら歌いあげるのは、暗部を抉り出す、虫たちの宴なのだ。 1 0 0件のコメント 送信 シェア