しゅうへい 瀬尾まいこ そして、バトンは渡された あらすじを読む 血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。 秦 基博 Himawari No Yakusoku 「ガラクタだったはずの今日が ふたりなら 宝物になる」 「ここにある幸せに 気づいたから」 森宮さんの優子への愛情を歌詞にしたような曲だと思います。 2 0 0件のコメント 送信 シェア tsukasa 重松清 ブランケット・キャッツ (朝日文庫) あらすじを読む 馴染んだ毛布とともに、2泊3日だけ我が家に「ブランケット・キャット」がやって来る。リストラされた父親が家族のために借りたロシアンブルー、子どものできない夫婦が迎えた三毛、いじめに直面した息子が選んだマンクス、老人ホームに入るおばあちゃんのために探したアメリカンショートヘア――。「明日」が揺らいだ人たちに、猫が贈った温もりと小さな光を描く7編。 秦 基博 ひまわりの約束 本作内の「旅に出たブランケット・キャット」というお話に対する選曲です。 タビー目線からの選曲になりますが、兄妹を見守りたい気持ちが表現された曲であり、秦基博さんの声やギターが合う作品だと思いました。 1 0 0件のコメント 送信 シェア くみ 中田永一 百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫) あらすじを読む 「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった...!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。 秦 基博 鱗(うろこ) 恋愛短編集。恋が実るのか、実らないのかという結果ではなくて、好きという気持ちが溢れるような、走り出すような感じが描かれていて、この曲のサビが頭に浮かびました。 1 0 0件のコメント 送信 シェア ふっかー復活委員長 安壇美緒 天龍院亜希子の日記 あらすじを読む 人材派遣会社に勤める田町譲。平凡な男のブラックな日常生活を勇気づけるのは、幼い頃に憧れていた野球選手と、長らく会っていない元同級生の日記だった―。第30回小説すばる新人賞受賞作。 秦 基博 メトロ・フィルム それまで、『メトロ・フィルム』は好きだけど、主人公の「僕」が少し嫌いだった。自分の持っていない、心の安定を持っている気がしたから。 でも、この本を読んでから、秦さんの歌うこいつも、もしかしたらギリギリなんじゃないか?と想像した。 これは、夢は無いけど希望はあるという、不思議な小説だ。 そもそも、他人のことを投げやるように「安定」と言うのは、自分の人生も大事にしてません!と宣言するようなものだ。 やっぱり、止めようと思った。 0 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 浅原ナオト 今夜、もし僕が死ななければ (新潮文庫) あらすじを読む 新山遥には、死の近づいている人がわかる。十歳で交通事故に遭い、両親と妹を失ったころからだ。なぜこんな力が自分にあるのか、なんのためにこの力を使えばいいのかはわからない。けれど見て見ぬふりのできない彼は、死の近い人々に声をかけ、寄り添う。やがて、二十四歳になった遥は、我が子の誕生を待っていたが……。愛する人を想う気持ちに涙があふれて止まらない、運命の物語。 秦 基博 ディープブルー 誰よりも優しい君へ。泡を吐き出し、真っ青な胸を痛めながら翼を傾げ逆さまに堕ちてゆく。 華奢な胴体は小刻みに震え、息をする度淡い色に包まれる。 「どうか、悲しまないでおくれ」 君が最期に見る世界が、何処よりも透き通った海であることを祈っている。 0 0 0件のコメント 送信 シェア