誰よりも優しい君へ。泡を吐き出し、真っ青な胸を痛めながら翼を傾げ逆さまに堕ちてゆく。
華奢な胴体は小刻みに震え、息をする度淡い色に包まれる。
「どうか、悲しまないでおくれ」
君が最期に見る世界が、何処よりも透き通った海であることを祈っている。
華奢な胴体は小刻みに震え、息をする度淡い色に包まれる。
「どうか、悲しまないでおくれ」
君が最期に見る世界が、何処よりも透き通った海であることを祈っている。
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それまで、『メトロ・フィルム』は好きだけど、主人公の「僕」が少し嫌いだった。自分の持っていない、心の安定を持っている気がしたから。
でも、この本を読んでから、秦さんの歌うこいつも、もしかしたらギリギリなんじゃないか?と想像した。
これは、夢は無いけど希望はあるという、不思議な小説だ。
そもそも、他人のことを投げやるように「安定」と言うのは、自分の人生も大事にしてません!と宣言するようなものだ。
やっぱり、止めようと思った。
でも、この本を読んでから、秦さんの歌うこいつも、もしかしたらギリギリなんじゃないか?と想像した。
これは、夢は無いけど希望はあるという、不思議な小説だ。
そもそも、他人のことを投げやるように「安定」と言うのは、自分の人生も大事にしてません!と宣言するようなものだ。
やっぱり、止めようと思った。
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