これを完全に読み終えたとき、本当に朝は迎えただろうか?白夜の如くまだ夜の儘か。現実と幻想の間に。
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デビュー戦を初回KOで飾ってから三敗一分。当たったかもしれないパンチ、これをしておけば勝てたかもしれない練習。考えすぎてばかりいる21歳プロボクサーのぼくは自分の弱さに、その人生に厭きていた。長年のトレーナーにも見捨てられ、変わり者のウメキチとの練習の日々が、ぼくを、その心身を、世界を変えていく――。《第160回芥川賞受賞作》。

逢えなくなるその日まで
あなたといたい
今日よりも暖かい明日を

負けっぱなしのボクサーがトレーナーのウメキチと交流するとき、果たして世界を獲れるのか?
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その本に音楽をならそう。
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