“タイムマシンがあったらいつに戻りたい?”という話題で盛り上がる休憩中の堂上班。黙々と仕事をしている副隊長の緒形に、郁が無邪気に訊くと、緒形は手を休め、遠くを見つめるように静かに答えた―「...大学の頃、かな」。未来が真っ白だった無垢な時代。年をとるごとに鮮やかさを増す、愛しき日々。平凡な大学生であった緒形は、なぜ本を守る図書隊員となったのか!?過去と未来の恋を鮮やかに描く、シリーズ番外編第2弾。

手塚と柴崎。結ばれるまでたくさんの試練があったけれど、だからこそたくさん幸せになれると思う。個人的に図書館戦争シリーズの中でも特に大好きな2人。
ー泣くのを堪えずに 居られる場所 出逢えて よかったー
ー薬じゃ治せない 痛みさえも 癒してくれたー
ーあなた以上は いらない 最後の恋になるからー
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その本に音楽をならそう。
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